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8/11/2014

紅茶の話し

前回、何ヶ月ぶりかの更新だったのですが、今回はまさかの翌日更新です。
昨夜は久々に更新したせいか、雷と暴雨風でした(笑)。
珍しすぎたかな。

さて、自分がなるほどと思った事や英語で悩んでいた事、学んだ英語等々をアップするつもりではじめたこのブログですが、せっかくなので英国の生活についてもちょこちょこ書いていこうと思います。

実は以前、友達だけに向けてインターネット番組をたった二回ですがやりました(笑)番組ってよりskype感覚です。
三人以上のskypeでの会話はビデオ電話が使えないので、こちらの生活を伝えるのに生放送してしまおう!と思った訳です。
友達のうちの一人に、「ぜひyoutubeで英国の暮らし紹介のビデオをアップしていったらいいよ!」と何度も言ってもらっているのに、なかなか重い腰があがらないままなんですよね(笑)。

そんな面倒臭がり屋な私ですが、パソコンの中のデータがデスクトップに散らかってるのは嫌なんですね。先日パソコンを整理していたら、前回放送した時に使おうとしていた画像がパソコンに残ったまま使われずにいたのを見つけたので、せっかくだからこのブログで使おうかと思います。

その内容は、紅茶の作り方。
日本に住んでいた時、何かの番組で英国流の正しいお茶の入れ方を見ました。
よく覚えてませんが、何℃のお湯をteapotに注いでから何分蒸らして・・という「面倒だけれど美味しくいただくには手間ひまかけるのね」というようなものでした。

実際生活してみた私の感想は、私の出会ってきた友達の誰一人としてそんなんしません・・あくまでも私の周りの友達の中では、ですが(笑)。
私はベンサン直伝の入れ方で、マグカップ一杯に対して、お茶のパックひとつです。
唯一一人、ポットを使って注いでくれる友達がいます!
その方は日本から嫁いできた素敵な奥様です。

そんなわけで、ほとんど編集なしのこちらの動画をどうぞ。




How to make tea from ayumi watanabe on Vimeo.


本当にほとんど編集無しの動画です(笑)上の動画を見てもらえたらわかるのですが、私は紅茶のパックを入れてから熱湯を注ぎ、茶を濃く出してからミルクを入れます。
面倒な時は、お湯を注いだ後そのままパックを入れっぱなしにして、数分放置。(朝起きたての場合は、その間に歯を磨いたりする)で、パックを取り出しミルク投入、もしくはパック入れっぱのままミルク投入し、漉した後、パックを取り出す、もしくはパック放置のまま飲む事も(笑)かなり適当です。
友達の中には、パック投入→ミルク(砂糖も)投入→お湯投入っていう人もいます。
ミルクの中に熱湯を入れるのってなんか抵抗ありませんか?熱湯にミルクを入れるのは気にならないんだけど(笑)
でもみんなに共通するところは、とにかくお茶は濃く出します。
'It's as weak as witch's p*ss!' 「薄い紅茶は魔女の小便みたいで飲めたもんじゃねえ」 ってのがベンサン父の格言です。

動画でも言いましたが、こちらではミルクを入れて飲むのがほとんどで、ローカルのカフェで紅茶を頼むと勝手にミルクを入れられてしまう場合もあります。
もしミルク無しで頼みたい時は black で、ミルク入りは white でオーダーすれば伝わります。友人宅でミルクは?砂糖は?と聞かれた時、ティースプーンに砂糖一杯はone suger pleaseと伝えればオッケーです。

英国好きなら耳にした事があるかな? a cuppa tea - カッパティは a cup of tea のことです。
我が家ではどちらかがお茶を入れるとき、お互い 'TEA?' って一言だけで相手に紅茶を飲みたいのかどうか聞きあいます。日本の中年夫婦の「おいお茶。」感覚ですかね。
私の住む町は英国北部で、とてもローカル感溢れていて人々が気さくなのですが、
そんな町中のカフェで紅茶を頼んだ時の事、sugar? milk?って聞かれて、'milk please'と言ったら、'You're sweet enough, yeah?'と言われました。砂糖いらない=私は砂糖抜きでも充分スィートだから(笑)っていう、日本で言う駄洒落なのかな?お決まりの駄洒落らしいです(笑)。
それから、北部だけなのかもしれませんが、Teaの事をBrewと呼ぶ事もあります。
義理の弟さんに紅茶を出したとき、'Thank you for my brew.' とお礼を言われたことがあります。なんか、いいですよね〜。やっぱり英語っていい!てか、そこに住む人たちの、生きた英語を学んだときの嬉しさは、引っ越してきてから三年経った今でも変わりません。


↑ ♪ Have a Cuppa Tea : The Kinks ♬

ベンサンの若い年齢層の友達は、お菓子等の甘いものが好きな人が多く、紅茶にかなりの量の砂糖を入れる人が多いのですが、一度何人か家に遊びにきてくれた時、砂糖を切らしていて紅茶にお砂糖を入れる事ができませんでした。
仕方が無いので甘党の友達は、家にあったチョコレートやらチョコレート付きのビスケットを紅茶に浸しながら飲んでいましたね(笑)
ビスケットを紅茶に浸して食べながら飲むのは、英国では普通のことみたいですけど、彼らの場合は、紅茶の砂糖の代わりも兼ねていたので、紅茶一杯に対するチョコレートやビスケットの消費量が半端無かったです。

そのビスケットを浸して食べるのって、人それぞれ子供の頃からの癖があるみたいで、
ベンサンの場合は、紅茶にひたひたに浸したビスケットをぱくっと口にくわえて、ビスケットが含んだ紅茶を吸いながら食べるのが好きだったそうです。
私の子供の頃の記憶に例えると、カップヌードル赤いきつねのおあげにたっぷり汁を吸わせた後おあげを口にくわえて、その汁を吸い取りながら食べる感覚に近いのかな。
チョコレート菓子のアポロのピンクの部分と黒の部分を分けて食べるとか、オレオを一枚ずつにはがしてクリームの部分を先に食べちゃうとか、いろいろありませんでした?

そんなこんなで長くなりましたが、楽しく読んでもらえたでしょうか?
ここで紹介した紅茶の入れ方は、あくまでも私の家&友達のやり方なので、これが全てではありません(笑)
濃い紅茶にミルクを入れると、とっても美味しいので、イギリスに遊びに行く友達が周りにいたら、英国のスーパーで紅茶買ってきて!と頼んで、ぜひ試してほしいです。
お土産屋さんで売ってるやつじゃなくて、スーパーで売ってる普通のやつです。
しっかり濃く出してから、ミルクを入れてくださいね。
日本で売られている、「ミルクティ」とはだいぶ違う味だけど、美味しいですよ。

私からの勝手におすすめする紅茶

Tetley
http://www.tetley.co.uk/home

Yorkshire tea




前回、日本へ遊びにいったとき、日本で売られている紅茶がとても薄くて飲めたもんじゃねえ!って思ったので(笑)、次回は必ずこっちから紅茶を持参しようと思います。




8/10/2014

英国での時刻の言い方

ものすごい久々の更新です。
このブログ、閲覧数もものすごーい少ないのですが(笑)、
少ないながらも誰かが見に来てくれてるので、その人達お役に立ててたら光栄です!


英国で生活するにあたって、絶対目にしたり耳にすること、「時間と日付」の言い方についてです。
ワーホリでロンドンに来た当初、私が知っていた英語での時間と日付の言い方が英国では違うなんて知りませんでした(笑)私が知っていたのは、英国流ではなかったんですね。
地球の歩き方等の旅情報本には書かれているのかもしれませんが、私の持っていた旅本には書かれていませんでした。しかもその本、すっかり日本に置いてきちゃったという・・馬鹿ものです。

さて、前置きはこのくらいにして、まずは時間の言い方です。
日本では、三時三十分を英数字にして書くと、3:30 もしくは 15:30、午前か午後によって変わりますね。この表示方は英国も同じです。 3:30am / 3:30pm もしくは 3:30 / 15:30です。
でもコレを英語で言うと違います。
違うって、そりゃ日本語と英語だから、違うに決まってんでしょ!っていうツッコミ置いといて・・要は、日本でコレを英語で言おうとすると、米国流な言い方をする人が多いと思います。

例えば、米国なら 3:30 = Three thirty / スリー サーティ というのを
英国では 3:30 = Half past three / ハーフ パスト スリー と言います。
pastは過ぎたという意味をもつ単語です。half past = 半分を過ぎたという考え方をしたら理解しやすいかな?
もし3:10なら、10分過ぎたっていう事だから、Ten past three です。Ten (10分) past(過ぎた) three (3時)
もちろん、米国の言い方をしても通じるのでご心配なく。ただ、相手が英国流で時間を伝えてくる場合があるので、知っておいた方がいいです。

では、手書きで申し訳ありませんが、異なった時分の場合の言い方です。


正午はミッドデイ、真夜中はミッドナイト
もしくはトゥエルブ オクロック
これは英米一緒。

三時は、スリー オクロック
これも英米一緒。



さっき例で出した3時半の言い方。
もし5時半なら、Half past five
7時半なら、Half past seven
〜時半の時は Half past 〜 となります。
例えば時計をケーキと見立ててみて、
30分は、分を刻む長い針が12の文字盤から6の文字盤まで通過してきたのをケーキの半分と見立てて = halfってことですね。

3:10の場合、Ten past three
3:20の場合、 Twenty past three
でも3:15の場合は Quarter past three
これも時計をケーキと見立てて、15分は四分の一 = quater となります。

じゃあ、halfを過ぎたあとも、past を使って言えばいいんだ!と思うでしょ?違うんです。
半分(half)を過ぎたら、今度はpastの代わりにtoを使います。toは先にあるものっていう感覚で捉えてもらったらわかりやすいかな?3時の場合、先にあるもの=4時です。半分を越えたら、先を見る!
3:40の場合、 Twenty to four (4時20分前)
3:50の場合、 Ten to four (4時10分前)
じゃあ3:45は?ケーキに見立てたら、3時45分は4時15分前です。15分はケーキの四分の一 = quaterになるので Quater to four (4時15分前)



ややこしいかな?ハーフを過ぎたら、次にやってくる時間の何分前って考え方です。

切れのいい数字ばっかり例にあげてるけど、28分とか34分とかの場合も同じなの?って思いましたか?これまた違うんです!この場合は(3時台の場合)、
〜minutes past three もしくは
〜minutes to four です。
分の後に、minutesを付けます。

間違えやすいのが to の場合。次にやってくる時間の何分前で言わないといけないので、
3:52なら、Eight minutes to four になります。

(上記に例であげていない5分や25分の場合は切れがいいからminutesを付けずに言います。)

じゃあじゃあ3:38の時は・・えーとtoになるから4:00から逆算して・・ぱっと出てこないよ〜って思いません?そんな方に朗報。「そんな時はpastで言っちゃって全然オッケーだよ!余裕余裕!」とネイティブが言っています(笑)Thirty-eight minutes past three と言って全く問題ないとのことでした(笑)

基本的に、halfを過ぎたら40分はTwenty to (次にやってくる時間) 、50分はTen to (次にやってくる時間) で覚えてしまえばいいです。halfとかquater等の数字ではない言い方は、30分、15分、45分の時にしか使いません。
細かい時分(12分とか37分)の場合、ほとんど大まかにしてtwentyやtenにして言ってまいます(笑)日本でもそういう時ありますよね。
ただし、電車等の時刻など正確に伝えないといけない場合、私は間違えるのがこわいので(笑)複雑な場合は米流に言います。米流 3:38pmなら Three-thirty eight

先日出会った駅員さんは職業上なのか午後2時台を14時 fourteen で言ってましたが、普段の生活では14時のことも普通に2時Twoの表現で言う事がほとんどです。
今の若い世代は、日本と同じように新しい造語や昔なら間違いと言われていた言い方も一般的に使われるようになっており、英語の世界でも同じことが起こっています。
時刻のいい方も同様に、米流で言う人も多いです。若くない人でも、米流の言い方で通じます(笑)というのも、私が米流と言っている言い方は、要はモダンスタイルって言えばいいのかな。昔はアナログタイプの時計しかなかったので、ぱっと見てハーフとかクオーターとかの言い方をしていたけれど、デジタル表示になり、そのまま数字を読むようになった=モダン読み(この記事で言う所の米流)、らしいです。だから英国では米流が通じないってことは無いのでご心配なく。
アメリカでは上記のようなハーフ等を使って時刻を言う事は滅多に無いらしいので、私は米流と表現しました。米国の一部の人は、pastをafterに置き換えて使う人もいるようです。
(こちらのサイトを参照にしてみてください。勝手にリンク貼ってすいません。http://britisheigo.com/british_word/700.html)

とりあえず相手が英流で言ってきて、自分の理解が正しいか不安だったら、必ず’モダンスタイル’で言い返して確認する事をお勧めします(笑)。間違いないです。


まだ日本にいる頃、好きな英語の歌の和訳を頑張ってた時(結局力不足で、最後はネットで和訳検索するっていうパターン)、ビートルズのWhen I sixty-fourという歌詞の始めの方に出てくるこのフレーズ、「If I'd been out till quater to three」の quater to three が何の事かわからなかったんですけど、こっちに来てから時間の言い方を知って、ふとこのフレーズを思い出して納得しました(笑)
さて、上の説明をふまえて、Quater to three わかりますか?
正解は・・・・・
2:45でした〜!

最後にもう一つ、日にちの表示の仕方。
日本は 年Year / 月month / 日day
米国は 月month / 日day / 年Year
英国は 日day / 月month / 年Year なんです。

例えば、2014年8月9日なら、
米国は、8 / 9 / 2014
英国は、9 / 8 / 2014
なので、日にちと月を勘違いしてしまったら、せっかく計画していたイベントを見逃してしまうかもしれません。年について、2014ならば14表記することもあるので、
9 / 8 / 14 って書かれてると、何が日にちで月なのか、もっとわからなくなってしまうかもしれませんので、忘れないようにするといいですよ。

説明不足でわからない点があったら、ぜひコメント欄で質問してくださいね。
あんたそれ違うよ、っていうポイントがありましたら、そちらもぜひコメント欄で教えてくださると嬉しいです。
わかりにくくて申し訳ないですが、この情報が役に立てたら光栄です。
日本にいる方も、もし英国出身の方と時間の約束をする事があったら、
ハーフやクオーターを使ってみてくださいね!